空気の記憶

日々の心象写真です

分析野郎

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調子に乗ってると

「オイ調子乗ってんじゃねーぞ」

と言ったり

きれいな花だと思って見ていると

「きれいと思う自分が気に入ってるだけ」

「そこできれいと思うの大事だよね」

と言ったり

すごーーーーーーーく嫌味な奴がいる。

 

て、それ自分なんですけどね。

 

あの嫌味な分析野郎はいつ頃生まれたんだろう?

いろんな経験をするたびに分析野郎は

存在感を強めていく。

 

分析野郎が私を止めてくれている部分もある。

常識とか、ここではこうするよねっていう道徳を守らせようとする。

自分がしんどくても、お年寄りには席を譲ったりするのは

素直な優しさや思いやりの感情でなく、

そうしたほうが嫌な気持ちにならなくてすむからそうしているだけだ。

 

もちろん、自分に余裕があるときは、思いやりの感情があるときもある。

余裕がないときでもそういったことができるのは分析野郎の仕業だ。

 

分析野郎から自由になりたいなと思う。

しかし、分析野郎がいなくなって、そのままの感情だけが残るときというのは

自分が痴呆になったときだろうなと思う。

 

從心所欲、不踰矩