見えないものを見ようとして
就職情報誌だとかお稽古ごとの情報誌に
「私はこうして〇〇になりました。」
みたいな記事がある。
そういう記事になった知人が数人いたのだけど、
そのどれもが「経歴詐称」と「美化」で、
現実を知っている私は何だかなと思ってしまった。
まったくの嘘ではないのだけど。
世の中には言わない嘘があふれている。
言う必要のない情報は当然カットされる。
だから見えているものだけで決めつけることはできない。
しかし、そう言いながらも
結局見えてるものでしか判断できない現実がそこにある。
見えてるものを目を皿のようにして見るしかない。
ちょっとした風が吹いたときにちらりと垣間見える実体を
掴もうと努力するしかない。