どこか遠くへ行きたい
仕事がちょっと忙しい。首が痛いのだけど休めない。
楽しそうなライブへの通行手形がなくて、必死で欲望や嫉妬と戦う。
欲望や嫉妬に打ち勝ったところで、自分の場所はないのだけど。
ちょっと勇気を出して苦境を聞いてもらおうとしたけど
聞いてもらえなくて、逆に相談を聞いてる立場。
せめて一人の部屋でゆっくり寝たいけど家事に追われる。
人生詰んだな…と思うほどではないけど
じわりじわりと苦しい。
日常の積み重ねは、なんと軽くて重いことか。
今まで心の悲鳴を聴いてくれた歌が、
逆に今、自分を苦しめているなんて
本当におかしな話だ。
その歌に罪はない。
それが起こっているのは外の世界でなく
自分の心の中の世界だから。
だから、誰も何も責めることはできないので
さらに辛くなる悪循環。
その循環をはずれて、飛んでいきたくなる。
そんなときに私の場合は、
「どこか遠くへ行きたいな」
という言葉が出てくるのかもしれない。