人はたくさんいるのに、知り合うことができる人なんてたかがしれている。
出会って関係が深まると、一般名詞の人じゃなくて、固有名詞の人になって
大事な人になる。
関係とか、一緒にいた時の体験とか、そのとき抱いた感情とかが成分となって
固有名詞を作りだすのだ。
人だけじゃない。花やモノもそうだ。
たくさんの同じようなものの中から特別になるには関係が必要だ。
モノはコトがあって、はじめて自分のモノになるんだなと思った。
同じモノでも、そのモノに宿るコトは人によって違うから、
人のモノは尊重したい。
自分のモノも大事にしたい。