空気の記憶

日々の心象写真です

悪夢ちゃん

ドラマ「悪夢ちゃん」が終わった。

 

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しかし、あまり視聴率は芳しくなかったらしい。
友人からは、面白くない(^-^; と言われ
私の周囲では、とくに盛り上がることもなかった(T_T)

もちろん、手放しで素晴らしいというわけでもなく
途中、中だるみした感じはある。

だけど、3話のラストはすごく良かったし、
最終回の伏線回収もなかなか。
子供向けなんだけど、とても哲学的で台詞も面白いし、
大人でも十分楽しめる。
私にとっては今期の中で一番面白いドラマだった。
(他のドラマはチラ見しかしてないので比較できないけど・・・)
こんなにまともに見ていたドラマは「のだめカンタービレ」以来。

ドラマはそれなりに刺激があり面白ければ十分だけど、
好きになるドラマは大抵、生きることや壁と向き合うこと、
だめな自分を受け入れること、そしてそれでも前に進むことが、
ちゃんと描かれている。それはドラマだけでなく他の創作物でもそうだ。
(それは、私がダメな人間だからというのもあるんだけど。)

あと、子供のころの自分に伝えたい思いがたくさんあって
それを具現化しているものに強く魅かれるというのもあるかもしれない。 

 

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それにしても、子供だましって言われるようなものの中に
本質的なものをよく見かけるんだけどな・・・。
なかなかわかってもらえない。

 

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などと言いつつ、私は本質的なものなんて何もわかっちゃいない。

ようは「好き嫌い」個人的な趣味の話なのだ。
だから、あれがいいとかこれがいいとか
面白いとか面白くないとか 、いつも意味がないと思ってしまう。
何かに対する感じ方は、単なる自分の反応のクセにすぎないのだ。 

それでも、これからも私は貪欲に反応のクセを広げ
「感じる」ということをしていくのだろうなと思う。

業が深いな~・・・。