空気の記憶

日々の心象写真です

灯り

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人の言うことにいちいち傷ついていたら、やってられない。
その人の言動に他者への意図はないということは多い。
(たまに意図的な人もいるけど)
かってに傷ついてるだけだから、誰のせいにもできない。

自分の暗部と思うところに光はあるという。
それなら傷ついた心は、暗いのでなく光っているのだろう。

瞬き始めたそれは、
心のどこかで「気づいてほしい」と叫ぶ古い傷かもしれない。
それなら、私はただ記憶が呼び起こされて傷つくだけだ。

出てきた傷は、最初は眩しくて耐えがたい。
しかし、ちゃんと向き合えば
それはやがて周囲を照らす灯明となるのかもしれない。